香典返しを四十九日法要で行う | 斎場アネックス
香典返しを四十九日法要の日に行えるか
葬儀を行うとき、地域による差はあるものの一定の手順があります。まずお通夜があり、告別式があります。そして初七日法要があります。最近は告別式の後に初七日法要を行うケースが多くなっています。四十九日法要は、実際の日よりも早めの休みの日などに行います。
四十九日法要は、親族を始めとして多くの人が参列してくれます。そのことから、香典返しをこの日に行おうとすることがあるかもしれません。香典返しの決まりとして、四十九日法要後の忌明けに行うとされています。それ以内に行うのは良くありません。
では当日に行うのはどうかですが、現代の考えであればまとめて行った方が簡単に済みそうです。地域によっては行っているところもあるかもしれませんが、本来の目的だと、四十九日法要とは別の日に行った方が良いとされます。
面倒にはなりますが、四十九日法要後に別途行う方が良いでしょう。
多くの香典をもらっていた人が亡くなった
家族の場合、血族と姻族があります。血族は自分の家族に直接関係のある人です。つまり一定の血のつながりがある人です。姻族は、配偶者に関係のある人です。近年ではほとんど血のつながりはないでしょう。配偶者とのつながりがなければ赤の他人です。
葬儀においては、香典を包むことがあります。この時、以前多くもらっていた人が亡くなったときにどう対応するかがあります。兄弟の配偶者の父親が亡くなった場合があります。以前実の父が亡くなったときに、この人から多額の香典をもらっていました。
考えの一つとして、以前もらった金額に相当する金額を渡すことがあります。しかし、関係する人すべてにその金額を渡すと大変です。関係を重視して、世間一般とされる金額を渡すこともあります。兄弟の配偶者の父となると、それほど多くを包む必要はないかもしれません。