葬儀の清めの塩の基礎知識 | 斎場アネックス
葬儀でもらう清めの塩の意義と正しいやり方
葬儀に参列すると礼状などと一緒に「清めの塩」を渡されますが、これは帰宅した際に玄関先などで振りかけるために使います。この清めの塩についての基礎知識を知っておくと、正しい撒き方や意義などを理解して使うことができるでしょう。
清めの塩はもともと神道の儀式に用いられてきたもので、身体から穢れを祓うために使われます。正しい清めのやり方としては、まず玄関に入る前に行います。玄関の内側で行ってしまうと、穢れが祓われずに家の中に入ってきてしまうので、必ず玄関をまたぐ前に行うことが大切です。
振りかける順番は、まず胸、そして背中、足元の順番で合計3カ所に振りかけます。それぞれ一掴みくらいの少量で構いません。振りかかったことが確認されたあとに手で払うようにしましょう。単身者の場合は自分で振りかけても問題ありませんが、家族がいる場合にはお互いに振りかけるようにしましょう。
葬儀の中で重要な受付係の役割と求められること
社葬などの大きな規模の葬儀をスムーズに進めて行くために知っておきたいのが、受付係のマナーに関する基礎知識です。葬儀では喪主やお世話役代行、会計、接待そして受付などの様々な役割がありますが、その中でも受付係は弔問に訪れた参列者と密接に関わることになる担当なので、参列者に無礼のないようにしっかりとしたマナーを心得て立ち回らなければならない係です。
具体的には参列者の受付の挨拶と香典を受け取ったり、芳名録に記帳してもらったり、香典返しや会葬礼状などの返礼品をお渡ししたり、会場内の案内を行ったりします。更に弔問客からの質問の窓口になるのも受付係なので、適切な回答が出来るように準備をしておかなければいけません。
どのような応対をする際にも、正しい言葉遣いと礼儀正しい挨拶を行うことが求められるので、葬儀全体の中でも非常に重要な役割だと言えます。