大学生としての葬儀の服装はどうするか - 斎場アネックス
大学生としての葬儀の服装はどうするか
大学生になると、親戚が亡くなったりと葬儀に参加する機会は増えてきます。しかし、高校生までとは違い、大学生には指定された制服がないため参列するときの服装に迷ってしまうというひとも多いのではないでしょうか。
ずばり答えを言ってしまうと、大学生が葬儀に参列するときの服装は、社会人と同じでなければならないと言えます。学生だからといって、紺色やストライプのリクルートスーツを着ていくのはよくありません。なぜなら、お葬式に黒いスーツに黒ネクタイで参列することは、社会の常識だからです。
また、そのようなスーツに黒いネクタイを着用していくのも強烈な違和感があります。学生というのは、社会的にとても微妙な立場で、基本的に社会的義務は免除されている側面があります。しかしその一方で、社会に参加する機会はどんどん増えていくので、社会の常識はやはり求められます。
お葬式に参列するときには、当然故人のことを思い、その家族に「喪に伏している」ことを示すことが必要です。自分の家族のお葬式に、いい加減服装で来られると腹が立つのは、想像に難くないのではないでしょうか。服が全てではありませんが、それが気持ちを表すうえでとても大切な要素になっているわけです。
自分が学生だからといって、モラトリアムに甘えるのではなく、お葬式に参列する際には、黒いフォーマルスーツに黒いネクタイ、黒い靴下、黒い革靴の着用することが当たり前であることを覚えておくようにしましょう。